aamall

2021年06月11日

単価の話をしよう、、、かな?

初めに申しておきますが、この記事内で自身の単価がいくらなのかは書きません。

そこはご想像にお任せします。

でも単価に関してほんの少しだけ具体的な話をしますね。

まず前提として、私の仕事は100%特許英訳です。

そして単価は仕上り換算で英単語1語につきいくらという計算です。

では、始めましょう。

インハウスで翻訳していた頃に副業でも翻訳の仕事を始め、それから今で約9年です。

その間に実際に受注した単価の上限と下限との差はといいますと、14円です。

大きいですよね。

ただ、単価が一番高かったのは小さな特許事務所からの仕事で、一番低かったのは大手翻訳会社からの仕事でしたので、正しい比較とは言えないのかもしれません。

時折、特許事務所との取引きは単価はいいけど翻訳業務以外のことも依頼されて面倒だという話も聞きますが、私個人の経験から言えば、大差ないです。

むしろ翻訳会社からの仕事の方が何かと面倒だったかも。

特許事務所との取引きといっても、昨今では翻訳会社並みまたはそれ未満の単価を提示する事務所もあるようです。

そういう単価を提示する事務所の経営者は禿げたらいいのにと思いますけど。

禿げろネタはさておき、どうやって真っ当な単価で仕事を発注してくれる事務所を探せばいいの?という話ですが、それはもう、地道に探すしかないです。

コネがある人は別ですが。

ひとえに特許英訳を専門にフリーランスで仕事をするといっても、どこから受注するかで収入は大きく違ってきます。

当たり前の話といえば当たり前ですけど。

翻訳は稼げないという話は度々見かけますが、条件さえ揃えば翻訳は結構儲かる仕事です。

じゃあその条件って何があるの?という話ですが、それは次回。

読み手がイラっとする終わり方ですね……。

h_a_z_u_k_i at 21:48|PermalinkComments(0)お金の話 | 仕事

2021年05月19日

洋書を読もう

子どもの頃から読書の習慣をつけるのが大切という話はよく聞きます。

私自身はといえば、まったく本など読まない子どもでした。

小中学生の頃はマンガを少し読んでたくらいで、小説なんて全然興味なし。

高校生になってマンガ原作の小説を多少読むようになり、そこから平安時代の文学に興味を抱き、王朝文学の現代語訳を読むようになったくらいです。

とにかく、活字より数字が好きでしたね。

しかしアメリカに留学後、英語の学習のためにと思って洋書を読むようになったら、どういうわけか本が好きになりました。

多分、漢字が嫌いだったんだな。

今も嫌いだし。

まあとにかく、読書の習慣がなかった子どもが本好きな大人になることはあります。

前置きが長くなりましたが、洋書を読むのは今も続けております。

日本に住んでいると英語に触れる機会が少ないですから、積極的にインプットしていかないと英語力も低下する一方です。

基本的には2冊同時進行で読みつつ、1冊はAudibleで聞いています。

現在進行中の本はこちら↓。

No Time To Hide


Legal Thrillerってことになってますが、legalの要素よりthrillerの要素の方が強い作品ですね。この作家さんの作品は結構好きで、他に出版されてるものも全部読みました。


The Myth of Artificial Intelligence: Why Computers Can't Think the Way We Do 


読み始めたばかりでまだChapter 1しか読んでいないので中身については何とも言えませんが、AIに何ができて何ができないのかという話は大変興味があります。でもChapter 1を読んだだけでもなかなか難しい話をしているので、読み進めるのは遅くなりそう。


Wordcraft: The Complete Guide to Clear, Powerful Writing


英語で文章を書く人向けの指南書です。翻訳というよりはライティング向けの内容なので、実際の仕事にすぐ役立つ内容とは言えませんが、英文を書く上で何を考慮すべきか、考えるヒントがもらえます。ナレーターが上手なのもあって、Audibleで聞いていると聞き入ってしまいます。


一応、趣味の本、技術系の本、英文ライティングの本の3冊を同時に読み進めるようにしています。

毎日3~4時間は洋書(Audible含む)にかけるようにしていますが、その大半は趣味の本に時間を割いているので、他の本の進捗はいまいち(^^;

英語のアウトプットの質を上げるためにはインプットは欠かせません。

特に表現力の不足を日々感じているので、そこを補うためには毎日洋書を読もうと決めています。

h_a_z_u_k_i at 19:24|PermalinkComments(0)読書 | 書籍

2021年02月18日

そこは副詞じゃなくて形容詞です

少し前の話ですが、チェック済み翻訳原稿を取引先事務所から受け取りました。

所内の翻訳者の方がチェックしたものだったようですが、一つ気になるところがありました。

『部材Xは、部材Yに隣接して配置される』のような文だったのですが、"The member X is disposed adjacent to the member Y"と訳していたところを、"The member X is disposed adjacently to the member Y"と修正されていました。

違いますよ~。

そこは副詞じゃなくて形容詞ですよ~。

動詞の後に置かれる修飾語は副詞と思い込んでるのでしょうか。

ここでの"adjacent"は、部材Yに対する部材Xの位置を説明しており、主語を修飾しているんです。

ここを副詞にしてしまうと、配置されるという動作自体を説明することになり、ちょっと意味が分からなくなります。

このように、本来なら形容詞を用いる箇所で副詞が使われるという間違いは、普段洋書を読んでいても見られるので、気を付けなくてはいけませんね。

ところで、文法チェックツールはこのようなミスを指摘してくれるのでしょうか。

とりあえず、私が普段使っているツール、ProWritingAidで適当な文を入力して試してみたところ、以下の通り、きちんと指摘してくれました。
prowritingaide

しかし、同じ文をGrammarlyの無料版で試してみたところ、1つ目のセットの"perpendicularly"はミスではないとの認識のようです。
grammarly
う~ん……。

どうなんでしょう。

まあ、文法チェックツールも完璧ではないので、文法の勉強は怠ってはいけませんね。

h_a_z_u_k_i at 17:27|PermalinkComments(0)英語学習 | 英語表現

2021年01月24日

主語を書け!!!と思うとき

明細書を英訳していると、主語は?と問いたくなることがよくあります。

というわけで、たまにツイッターで怒りの気持ちを表すわけですが、そうすると、日本語の文では主語は必須ではないという意見も出てきます。

もちろん、その通りです。

日本語では、文脈から明白であれば主語を明記する必要はありません。

私が言いたいのは、文脈から明白ではない主語を書け!!!ということです。

例えば、『第1の値が閾値以下である場合、正常である。』のような文が明細書には出てきます。

はぁ?

何が正常なの?

第1の値?

装置の状態?

それとも第1の値によって示される装置内のどこかの部分の状態?

明細書の内容から考えて何を主語とすべきか、色々な可能性があります。

その答えを求めて明細書内を探索していると、この明細書書いた奴、禿げたらいいのに、、、と思えてきます。

他の例としては、ある装置が、処理部、制御部、検出部など色々な要素を含む際に、動作の主体が明記されていないと、装置を主体とすべきか、各部を主体とすべきか、翻訳者には決めかねるのです。

装置の構成の説明部分では、各部の動作が説明されていても、装置全体の動作の説明ではあえて装置を動作の主体にしたい事情もあるのだと、先日ツイッター経由で知りました。

何を動作の主体として英訳してほしいのか、原稿に明記することで翻訳者に知らせてくださいということです。

要するに、『主語を書け!!!』というのは、単に主語のない文を書くなということではなく、文中の動作の主体を書け!!!ということです。

原稿を書いてる方々も暇じゃないでしょうから、全文見直すなんてできないでしょうけど、たまには、自分の書いた文を見直して、この動作をしているのは何?とご自身に問うてみていただきたいものです。

その答えが当該文中や前後の文にないのなら、動作の主体を書け!!!

h_a_z_u_k_i at 15:04|PermalinkComments(0)日本語 

2021年01月21日

今年の抱負でも

時が経つのははやいといいますか、1月も下旬に入ってしまいましたね。

トランプ政権も終了したことですし(関係ないけど)、そろそろ今年の抱負でも考えてみました。

基本的には、今年もせっせと稼ぐ。

生活費に加え、老後の資金も稼がなくてはいけませんからね。

若かりし頃は、仕事で大切なのはお金よりもやりがい!みたいな理想を掲げ、教育業界で働いていたわけですが、現実的に老後の資金を考えなくてはいけない歳にもなると、そんなこと言ってられません。

仕事はお金のためにするものです。

せっせと稼ぐといっても、長時間労働なんてする気はないので、働いていない時間は何をしようか?と考えてみましたが、今年は、英語表現力の向上に努めます、多分。

そんなわけで、早速カナダの大学が開講しているエディター向けのコースに申し込んでみました。

かつてTechnical Writingの勉強をしていた時にも、プログラムの一環でTechnical Editingのクラスを取ったのですが、これがまあ、難しかったです。

プロのライターが書いた英語の文章を、より洗練された読みやすい文章にしなさいってことですから。

明らかな文法やパンクチュエーションの間違いは直せますが、表現そのものを修正するというのは、英語を母語とする人でも簡単にはできないですよね。

クラス自体はパスできましたが、成績はよくなった記憶が…。

そして今回は、あえてこの難しいEditingを本格的に学ぼうと思ったわけです。

でも、難しいことほどやる気は出ますね。

そういえば、フリーランスになる際も、フリーランスで生計を立てるのは大変って話を聞いて、じゃあ、やってやろうじゃないか!と思ったんですよね。

その後も、1,000万売り上げるのは大変と言われれば、じゃあ、やってやろうじゃないか!となっていったわけですが、実際にそこまでいくと、税金がっつり取られて、そんなに頑張る必要なくね?ってなりました。

ほどほどに働いて、その他の時間でやりたいことをやる。

今年はこんな感じでいけたらいいですね。

h_a_z_u_k_i at 14:13|PermalinkComments(0)miscellaneous