aamall

2018年01月

2018年01月13日

ネイティブ崇拝主義

翻訳会社でも、ソースクライアントへの納品前にはネイティブチェックしてますというところ、結構ありますよね。

本当に全件チェックしてるかどうかは別として。

フリーランス翻訳者に対しても、ネイティブチェックをしてフィードバックしてくる会社もあります。

でも、う~ん (´・ω・`)と思うような修正が入っていたこともあります。

よく "Common Errors" を取り上げる書籍に載ってるような間違いに修正されてたり。

しかし、ネイティブ崇拝主義者かと思うような知り合いもいましてね。

ある英語ネイティブが翻訳した文章を、さすがネイティブの書く英語は素晴らしいと絶賛するのですが、私個人としてはそうなか~?と疑問です。

日本語の一文はどんなに長くても英語でも一文で訳す方なので…。

読みにくいったらありゃしない。

こういうネイティブ崇拝主義って、どこから生まれるんだろうか?とちょっと考えてみたんです。

日本で出版されている英語に関する本って、何かと『ネイティブ英語』を称賛してる気がするんですよね。

日本人が書いた変な英文をネイティブが添削する、みたいな書籍とか。

もちろん、英語ネイティブの書いた文章で素晴らしく読みやすいと思うものはありますよ。

それに、上のような書籍に登場するネイティブは、きちんとした英語の知識を持った人でしょうし。

そう、ネイティブなら誰でもいいわけじゃないんですよね。 

なのに、『ネイティブ』って言葉だけで、もうその人の言うことは絶対みたいな発想に遭遇すると、うんざりします。 

英文ライティングに関しては、英語圏で出版された書籍を読んで勉強しましたが、そういう書籍の中では、実際に英語を母語とする人が書いた変な英文が紹介されています。

間違いが面白すぎて、電車の中で読んでて笑ったときに鼻水出ちゃったり(^^;

そういう書籍を読んでいると、英語ネイティブってだけで信用しちゃいけないなとつくづく思います。

というわけで、私の好きな本でも紹介しておきましょうかね。

前のブログでも度々紹介しましたけど。









と、本を紹介したかっただけだったりして。

h_a_z_u_k_i at 18:11|PermalinkComments(0)書籍 | miscellaneous

2018年01月05日

トライアルについて考える

トライアル受けるの、好きな人います?

私は嫌いです。

だって、面倒なんですもの。

トライアルにも色々な形態がありますよね。

一般的なのは、無償トライアルで、特許翻訳の場合だと明細書の一部を抜粋した原稿を訳すもの。

私の場合、このタイプのトライアルの勝率はそんなに高くないです。

まあ、無償と言われた時点でやる気半減ですし。

他には、有償トライアルで、実案件の明細書を全部訳すもの。

このタイプのトライアルはの勝率は、今のところ全勝です(o^∇^o)ノ

これら2つのタイプのトライアルって、見ているものが少々違うんだろうなと思うんです。

まず、無償トライアルの場合。

出題者は、何らかの意図をもって特定の個所をトライアルに選んだわけですよね。

時には、わざと原文に間違いを仕込んだり。

つまり、訳文作成には『出題者の意図を読む』という作業が付きまといます。

原稿にあるミスが見つけられるかどうか、係り受けの判断が難しい箇所を見抜けるか、出題者が期待した通りのコメントがつけられているかどうか、そんなことまで考える必要があります。

しかし、実際の翻訳案件には『出題者の意図を読む』という作業はありません。

翻訳の際、『原文執筆者の意図を読むこと』は必要ですが、それは出題者の意図を読むこととは別物だと思います。

実案件丸ごと1件を翻訳するトライアルの場合、たまたまその時に翻訳の必要があった案件が送られてくるわけで、意図的に仕込まれた罠はありません。

これは罠かな?などと余計なことを考える必要もなく、普段の仕事通りの翻訳をするだけです。

トライアルを課す側も、特定の判断基準に照らし合わせてというより、総合的に判断して今後も依頼したいかどうかで合否を判断するのではないでしょうか。

というわけで、単にお金がもらえるというだけではなく、余計なことを心配しなくてよいという意味でも、やっぱり有償トライアルの方が好きです。

とはいえ、やっぱりトライアルって、できれば受けたくないですよ。


h_a_z_u_k_i at 14:42|PermalinkComments(0)miscellaneous