aamall

2020年06月12日

この明細書書いたやつ、禿げたらいいのに

特許明細書の英訳をしていると、そう思うことが頻繁にあります。

そして今回もまた、ハズレだ、、、

この明細書を書いた人とはちょっとコミュニケーション取れないかも。

『機器や装置等』みたいなこと書かれると、この人が考える『機器』は何で『装置』は何なの???と謎です。

実際に書かれてある文言は違いますよ。

でも、要するにそんな感じの表現が色々出てくるんです。

あと『信号のシグナル』みたいなのとか。

他にももちろん、主語がない、目的語がない、主述がねじれてる、その他諸々。

"syntax error"ってコメント付けて返してやりたい。

はぁ。。。

ため息つきたくなりますよねぇ。

でもね、こういう明細書を日常的に翻訳してると、翻訳の仕事がAIに取って代わられるなんて話、鼻で笑っちゃいますよ。

ただ問題は、外国語が分からない人とか、言語感覚がちょっとおかしい人からすると、機械翻訳の出力ってそれほど問題ではないように見えるらしく、そんな人たちが発注側に増えると、翻訳者の仕事が減らされてしまいますよね。

機械翻訳に負けるなんて全然思ってないですけど、機械翻訳の普及は、精度そのものより精度を過信する人の増加に影響されるでしょうから。

どうなっていくんでしょうね、この先。

h_a_z_u_k_i at 23:13│Comments(2)仕事 

この記事へのコメント

1. Posted by piyo   2020年06月13日 12:45
全く同感です。
明細書翻訳をやっていると、
日本語の誤記や技術的に間違ったことが平気で書かれていても直訳調でお願いしますと言われるので本当に困ります。私自身が禿げてしまいそうなくらい悩みます。

直訳調で訳して欲しいのなら
完璧な日本語で明細書を書いて欲しいものです。

日本語が改善されない限り、機械翻訳の導入は無理なのでは?と思います。
仮に導入されたとしたら、
綺麗な日本語で書かれた明細書は機械翻訳に移行し、日本語に問題のある明細書ばかり翻訳者が訳すことになるのではないかと想像しています。

話が変わりますが、
定期的に翻訳関連の書籍を紹介して下さり
ありがとうございます。良書ばかりで、
本当に勉強になります。


2. Posted by ブログ主   2020年06月13日 18:11
piyoさん

コメントありがとうございます(^^)
悩みすぎてこっちが禿げてしまいそうって、すごく分かります。
書いてある通りに訳すとおかしな話になってしまうし、でも原文から好き勝手離れるわけにはいかないし、悩みますよね。
機械翻訳導入の話は、まず原文の質から議論する必要があるはずのなのですが、そこをすっ飛ばして精度95%などと言い出す企業があるのは問題ですね。

翻訳に役立ちそうな書籍、洋書もたくさんありますよね。よさそうと思った本を全部読む時間を取るのは難しいですけど。

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