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書籍

2019年02月06日

やっぱり英語が好き

英語に限らず言葉が好きなんです。

だからそこ言語学を専攻したんですけどね。

たくさんある言語の中でも、やっぱり英語が好きです。

というわけで、英語関係の積読本を紹介します。

以前もブログに載せたと思いますが、仕事の忙しさにかまけて途中になっていたワークブック。

Copyediting's Grammar Tune-Up Workbook


次の納期まで多少余裕があるので再開しました。


最近購入してとりあえず積読かれてるのが、こちらの3冊。

Understanding Style: Practical Ways to Improve Your Writing


読みやすい英文を書くためのポイントの説明のあと、100ワード前後のパラグラフをリライトするエクササイズがたくさん載ってます。

Essentials of English: A Practical Handbook Covering All the Rules of English Grammar and Writing Style


よくありがちな英文ライティングの指南書です。この手の書籍は既に数冊持ってますが、読み比べてみるのも面白いですね。

The Blue Book of Grammar and Punctuation: An Easy-to-Use Guide with Clear Rules, Real-World Examples, and Reproducible Quizzes 


これはね、もうずっと前から欲しいと思ってたのになぜか買ってなかったので今回購入。名前通りの内容です。クイズも載ってるので理解力が試せるのがいいですね。


そしてさらに、一体いつから積読かれてるんだっけ?という書籍も。

Writing Clearly


アマゾンですごい高値ついてるけど、もっと安く買った記憶が。こちらは英語ノンネイティブ向けのライティングテキストです。かなり基本的な内容ばかりでアメリカのESLなんかで使われるテキストっぽいです。

Ins and Outs of Prepositions: A Guidebook for ESL Students


こちらも英語ノンネイティブ向けです。エクササイズもついていて、ちゃんとやれば前置詞の知識も増すはず…。


他にもたくさん積読を抱えてるくせに、今とっても気になる書籍がこちら。

Readability: Text and Context 


Readabilityってすごく興味のあるテーマなんですよね。学生時代には多少研究論文も読んでいましたが、最近じゃさっぱり。

Readabilityの理解なしに読みやすい英文を書きますっていうのも無理ありますし。

やっぱり買おうかな。

結構なお値段だけど。


とまあ、読む時間があるないに関係なく、気になる書籍を見かけると買っちゃうんですよね。

そういう人、結構いるはず。


h_a_z_u_k_i at 17:21|PermalinkComments(0)

2018年07月03日

英文明細書を読む

普段は英訳の仕事しかしていないので、日本語で書かれた明細書しか読まないのですが、空いた時間に米国企業の英文明細書も読んだりしてます。

今回読んでみたのは、No-contact cover for stethoscopes and other devicesという名称の特許公報。

なぜこの公報を選んだかといいますと、代理人が "Ronald D. Slusky"だからです。

って、誰だよそれ、って?

こちらの書籍の著者です。

Invention Analysis and Claiming: A Patent Lawyer's Guide


まあ、本人に確認したわけじゃないので、絶対この人だとは言い切れませんが、同姓同名で別人ってことはないんじゃないかな~と思います。

では、クレームを見ていきましょう。

まずはクレーム1。

********************
1. A cover for a stethoscope, the cover comprising
a pouch having front, back, top, bottom and sides, there being formed in the pouch an opening for receiving at least a portion of the stethoscope, the opening being formed, at least in part, in the back of the pouch, the pouch being configured in such a way that the opening is opposite the front of the pouch and in such a way that a head of the stethoscope can be inserted into the pouch through the opening in a direction away from the back of the pouch and toward the front of the pouch, and
one or more tabs disposed on the top of the pouch.
********************

いくつか気になる表現を太字にしました。

"there being formed in the pouch an opening"って形の分詞構文もありなんですね。

この表現、アレンジして使えそうな予感。

"opening for receiving"というのも、日本語原稿で『挿入するための開口』とあっても"insert"は使いたくない場合、"receive"はいいかもしれないですね。

"configured in such a way that"って、クレームで"such that"を禁止しているクライアントもいますが、米国の明細書にはたまに登場しますよね。

ついでに、"can be"ってクレームで使われてるじゃありませんか!

いいの?

権利化されてるんだから、許されるってことなのか?

う~ん、、、

引き続き、クレーム2。

********************
2. The cover of claim 1 wherein the opening is further formed at least in part in the top of the pouch.
********************

"further formed"で、開口の範囲が大きくなったのね。

こういう書き方もありか~。

ところで、物のクレームでは"form"を使うのは好ましくないって話も聞きますけど、普通に使われてますねぇ。

少し飛んで、クレーム7。

********************
7. The cover of claim 1 wherein said opening is the only opening formed in said pouch.
********************

ここでは"said"が使われてるんですねぇ。

"the"と"said"の使い分けのルールが、このクレーム読んでても分からないんですけど、なんとなくなのか?

"is the only opening"のように、1つしかないと敢えて限定することで、他のクレームでは複数あってもよいという意味を持たせることができるという話、いわゆるClaim Differentiationの話は米国代理人からも聞きますが、そこに頼るべきではないと以前取った米国特許法のクラスの教授が言ってました。

その辺は翻訳者の仕事の範疇じゃないにしても、なんで敢えてこのクレームを書いたのかな~と気になります。

こんな感じで、この表現いいな~とか、なんでこういう書き方してるのかな~とか、色々考えながら読んでます。

真剣にお勉強ってほどではなく。

でも、英文明細書を読むと、使われている表現も比較的自由で、色々なスタイルが見受けられるのに対して、日英翻訳の際には妙に決まりごとが多い気がするんですよね。

そのルール誰が決めたの???というものも多々ありますし。

なんででしょうね(´・ω・`)


h_a_z_u_k_i at 23:15|PermalinkComments(0)

2018年06月06日

話題のものにはとりあえず乗っかろう

なにやら『吸血鬼の英文法』という本が話題になっているのを見かけて、何じゃそれ?と思って検索してみると、おー、あの本の和訳ねってことでした。

あの本といいますのは、こちら。

The Deluxe Transitive Vampire: A Handbook of Grammar for the Innocent, the Eager and the Doomed


More than a decade ago になってしまいますが、アメリカにある某大学でテクニカルエディティングのクラスを取ったときの教科書でした。

履修登録表に書かれた教科書名を見たときに、ん??って思うタイトルだったわけですが、中身を読むともっと『んんん???』でした(笑)

こういう本を教科書に選ぶ教授のセンスは好きでしたが、テストの採点の厳しさは、、、ホント、コンチクショーでした(´;ω;`)

このクラスのせいでGPA下がったのよね。

この本とセットで使用したパンクチュエーションの本もありまして、それがこちら。

The New Well-Tempered Sentence: A Punctuation Handbook for the Innocent, the Eager, and the Doomed 


なんせ昔のことなので、内容まで覚えてはいないのですが、こっちも結構笑える本だった気がします。

英語圏で出版されている文法や語法、スタイルに関する本って、所々にユーモア散りばめられてますよね。

読者を引き込む工夫がされているというか。

電車の中で読んでて、笑った勢いでつい鼻水が出たり、困ることもあります。

個人の感想ですが、いかにも教科書って感じじゃない本を教科書として指定する教授って、クラスでのディスカッションを重視する傾向があるなと感じたことがあります。

上の本を使ったテクニカルエディティングのクラスも、いつも賑やかでした。

本に書かれていることをすべて正しいとして暗記するのではなく、所々解釈にいちゃもん付けたり、自分ならこんな風に朱を入れるなんて議論をしてるのを聞きながら(参加しろよ、おいっ)なるほどね~と思っていた記憶があります。

英語母語話者に囲まれて、非英語母語話者が自分一人という環境では、議論に参加しようと考えてるうちに他の話題に移ってた、、、なんてことはよくあること。

留学経験者ならわかってくれるはず。

と、今日は思い出話を少々。

h_a_z_u_k_i at 13:51|PermalinkComments(0)

2018年04月29日

英語のお勉強

最近、英語の文法のおさらいをしてます。

といっても、分厚い文法書を読むほどの時間もエネルギーも今はないので、うす~いワークブックを一冊。

こちら↓



結構前に購入したのですが、さらっと眺めたままほったらかしになってたので、ちゃんと読んで設問を解くことにしました。

実際に問題に取り組んでみると、このルール、テクニカルライティングの勉強してたころ覚えた記憶はあるけど、どういうルールだったっけ?というのがそれなりにあります。

毎日英語と接してても、時間とともに忘れるものですね~。

定期的におさらいはした方がよさそうです。

文法のおさらいと同時に、語彙力も上げたいというのは日々翻訳してて切実なところ。

で、隙間時間に少しづつ読めそうなものを一冊ポチっと。



一つ一つのレッスンはほんの数ページで、単語数も10未満。

さくっと読めちゃう量です。

文脈なく単語を覚えるという作業は好きではないのですが、単語の成り立ちなどの説明は丁寧なので、読んでて面白いです。

毎日何時間も英語のお勉強してもいられませんので、上の2冊を少しずつ。

英語の勉強用に教材を選ぶ基準ですが、基本的には英語ネイティブを対象にしたものを選びます。

英語が母語じゃないのは変えようもない事実だけど、"ESL"の枠内にとどまっていたくはないんですよね。

って、母語でもESLでもないなら、何なんだ?とはつっこまないでね。

h_a_z_u_k_i at 19:58|PermalinkComments(0)

2018年01月13日

ネイティブ崇拝主義

翻訳会社でも、ソースクライアントへの納品前にはネイティブチェックしてますというところ、結構ありますよね。

本当に全件チェックしてるかどうかは別として。

フリーランス翻訳者に対しても、ネイティブチェックをしてフィードバックしてくる会社もあります。

でも、う~ん (´・ω・`)と思うような修正が入っていたこともあります。

よく "Common Errors" を取り上げる書籍に載ってるような間違いに修正されてたり。

しかし、ネイティブ崇拝主義者かと思うような知り合いもいましてね。

ある英語ネイティブが翻訳した文章を、さすがネイティブの書く英語は素晴らしいと絶賛するのですが、私個人としてはそうなか~?と疑問です。

日本語の一文はどんなに長くても英語でも一文で訳す方なので…。

読みにくいったらありゃしない。

こういうネイティブ崇拝主義って、どこから生まれるんだろうか?とちょっと考えてみたんです。

日本で出版されている英語に関する本って、何かと『ネイティブ英語』を称賛してる気がするんですよね。

日本人が書いた変な英文をネイティブが添削する、みたいな書籍とか。

もちろん、英語ネイティブの書いた文章で素晴らしく読みやすいと思うものはありますよ。

それに、上のような書籍に登場するネイティブは、きちんとした英語の知識を持った人でしょうし。

そう、ネイティブなら誰でもいいわけじゃないんですよね。 

なのに、『ネイティブ』って言葉だけで、もうその人の言うことは絶対みたいな発想に遭遇すると、うんざりします。 

英文ライティングに関しては、英語圏で出版された書籍を読んで勉強しましたが、そういう書籍の中では、実際に英語を母語とする人が書いた変な英文が紹介されています。

間違いが面白すぎて、電車の中で読んでて笑ったときに鼻水出ちゃったり(^^;

そういう書籍を読んでいると、英語ネイティブってだけで信用しちゃいけないなとつくづく思います。

というわけで、私の好きな本でも紹介しておきましょうかね。

前のブログでも度々紹介しましたけど。









と、本を紹介したかっただけだったりして。

h_a_z_u_k_i at 18:11|PermalinkComments(0)