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仕事

2020年08月18日

翻訳プロセスとか稼働時間とか

誰からも聞かれてないけど、自身の翻訳プロセスなどについて書こうかと。

まず、翻訳する文書は特許明細書で、今は英訳だけです。

和訳も数件やりましたが、時間がかかりすぎて効率が悪いのでやめました。

翻訳用原稿を受け取ったあと、下読みなしにいきなり翻訳を始めます。

使うツールはmemoQ。

ちなみに、ツール指定案件は請けておらず、memoQは自分が勝手に使ってるだけです。

原稿のWordファイルを受け取って、Wordファイルにベタ打ちで納品してます。

翻訳作業では、まずは一気に一次訳を仕上げます。

この時点では確定できない用語は仮訳とし、原文の疑問点も、とりあえず浅く調べ、あとでじっくり調べるために原稿にメモを入れるくらいです。

下読みせずに始めるせいもあって、一次訳の時点ではとにかくちゃっちゃと先に進めていかないと、話の流れが分からなくなります。

一次訳は、内容の全体把握と疑問点のあぶりだしが目的です。

そんなわけで、処理スピードは1時間に仕上りで1,000~1,300ワードくらい。

1日で実際に翻訳をしている時間は4時間程度なので、4,000~5,000ワードくらいですね。

数日かけて一次訳を終わらせた後は、一次訳の際に上がった疑問点について調査します。

ここでかかる時間は、案件によりまちまちなので何とも言い難いです。

その後、校正作業に入ります。

校正とは言っても、一次訳はかなり雑なので、訳しなおしをしているといった感じです。

校正時の処理スピードも、1時間に1,000~1,300ワードくらいです。

というわけで、一日の処理量は一次訳と同じくらいです。

校正終了後は、日を改めて訳文だけの通し読みです。

15,000ワード程度までなら一日で読めますが、それを超えると2日にわけて読みます。

こんな感じで、仕上り10,000ワード程度のものならかかる日数は5日。

チェック込みで1日の処理ワード数が2,000ということになります。

ざっくりこんな感じです。

色々細かく書こうかとも思いましたが、聞かれてもいないことを書くのは難しいですね。


h_a_z_u_k_i at 17:58|PermalinkComments(0)

2020年08月05日

月々の売上げの変動と仕事量の変動とは別物

前回の記事に載せたグラフを見ると、月々の売上げに波がありすぎですよね。

しかし、仕事量自体は毎月そんなに変動していません。

さすがに今年の4月は少なかったですが。

ここ数年は、分量に関わらず1か月から2か月くらい余裕のある納期で仕事を受注しています。

場合によっては3か月とか4か月も期間をくれる案件もあり、そんな先の予定を決めなくてはいけないのが少々ストレスでもありますが。

管理体制にもよるのでしょうが、特許事務所から直で受注する方が納期は長くもらえる気がします。

しかし、納期に余裕を持たせてもらったからといって、納期ぎりぎりまで放っておくわけじゃありません。

どんどん前倒しで作業を進め、もっと仕事がほしいな~と思ってるときならサクッと納期前に納品しますし、今はもうこれ以上仕事ほしくないな~と思ってるときなら、納期を待って納品します。

そんな感じで納品日を選んでいるので、結果として月々の売上げに波が出ます。

納期に追われて焦って仕事するのは好きじゃないんですよね。

なので、今の状況は結構理想に近い感じですね。

とはいえ、自然とこういう状況が出来上がったわけでもなく、こういう状況を作るためにそれなりに頑張ったこともあるんですよ。

働き方にしても、収入にしても、仕事の内容にしても、まずは理想を定め、何をやったらそこにたどり着けるか、考えるのは大切ですね。

今はまた、新たな理想を実現するためあれこれ試行錯誤してますが、上手くいってないんですよねぇ。

さて、どうしたものか。。。

h_a_z_u_k_i at 18:22|PermalinkComments(0)

2020年06月30日

フリーランス特許翻訳者のメリット・デメリット

フリーランスで働くことのメリット・デメリットも、挙げるときりがないですよね。

メリットといえば、やはり通勤しなくてよい、働く日や時間をある程度自分で決められる、働き方次第ではインハウスよりずっと稼げる、わけわからん会議に出席しなくてよい、うるさい上司や同僚がいない、などなど。

私自身、あえてフリーランスで働くことを選んだわけですから、そのメリットは多いと思ってます。

ところで、特許翻訳者としてフリーランスで働くデメリットって何があるでしょう?

企業知財のインハウス翻訳者として働いた経験と比較すると、いくつか思い当たります。

まず、企業知財にいた頃は、発明者が同じフロアにいたので、疑問点をいつでも質問できました。

実際の部品を見せてもらったり、外から見えない部分にある部品はCADのデータを見せてもらったり、納得いくまで疑問を解消した上で翻訳をすることができました。

こういうのは、フリーランスでは難しいですよね。

意味不明な明細書に出くわすと、あの頃はよかったな~とちょっと懐かしくなります。

今、当時と比較して、これ以上にモヤモヤの原因になっているのは、特許事務所や出願人企業によって翻訳に対する考え方が違うことです。

表現の好み、翻訳の良し悪しの評価、米国実務で良いとされてるプラクティスなど、色々な点でみなさん様々なことを言ってきます。

外注翻訳者である以上、クライアントの言うことが最優先なので、言われた通りにやっておけばいいんでしょうけど、色々とモヤっとします。

2つの事務所の言うことが矛盾していたり、正反対だったり。

特定の判例を理由にある指示をしてきても、こちらとしては、それとは反対の解釈がされた判例も読んだことあるし、そこって断言できなくない?と思うことがあったり。

わけわからん都市伝説を押し付けられたり。

フリーランスのだと、その点を、指示書を書いた人とじっくり話し合うこともなかなかできません。

企業知財にいた頃は、その企業のスタイルにだけしたがっておけばよかったので、今よりはずっと気楽でした。

今は、クライアントAはこっちのスタイルを好むけど、クライアントBは他のを好むし、で、今回のクライアントCは特に指示がないけど、どうしたらいいんだろう?なんてことで悩んでます。

フリーランスで働く限り、この悩みからは解放されないんでしょうね。

でもまあ、色々な意見を聞けるのは、それはそれでフリーランスのメリットなのかな。

企業知財にいた頃は、あの翻訳スタイルこそが正しいスタイルみたいに思ってましたけど、その考え方って危険ですしね。

これからもモヤモヤは続きます。

h_a_z_u_k_i at 16:47|PermalinkComments(0)

2018年12月27日

来年は直取引100%へ、、、の予定

予定ですけどね。

来年が終わってみないことには、結果がどうなるかは分かりませんし。

まず今年の状況はと言いますと、翻訳会社経由の仕事の売上げは全体の23%ほどでした。

1/4弱はまだ翻訳会社経由の売上げだったんですよね。

そこをいきなり0にして大丈夫なのか?

不安はありますけどね。

でも、今年の受注状況を見てみますと、翻訳会社経由の仕事が既に入ってしまっていたために直取引の打診を断らなければならなかったということが数回発生しました。

この状況、ホント悔やまれます。

それも、単価の差が大きければ大きいほど、ため息も大きくなります。

来年はこれをなくしたいんですよね。

翻訳会社の方には、取引停止の旨、それとなくお伝えしましたけど、さて、どうなりますことやら。

少しずつですが、自分が理想としている形態に近づいている気はします。

言われたとおりになんでもやるのではなく、自分が良いと思う翻訳を提供したい。

どんな翻訳を良しとするか、方向性が一致するクライアントと仕事がしたい。

そこが理想ですね。

そして、翻訳会社を介さない方が、その理想に近い形態で仕事ができるように思います。

今は、6年かかってやっとここまで来たなという感じですヾ(=^▽^=)ノ

理想の追求はまだ終わってませんけどね。

h_a_z_u_k_i at 15:02|PermalinkComments(0)

2018年08月25日

新規開拓は忙しい時に

最近かなり忙しいんですけど、そろそろ新規開拓かな?とも考えてます。

なんかちょっと矛盾してる感じもしますが、暇なときに新規開拓したら、弱気になって悪条件で契約してしまう可能性がありそうなので、適度に忙しい時に新規開拓を心掛けてます。

その方が強気に交渉できますからね。

別に仕事に困ってないし~って感じで。

以前の新規開拓の時も結構忙しかったんですが、おかげでよい方向に向かいました。

少々そのお話をしますね。

まず、トライアル自体が有償の実案件だったので、この取引先いいかも?と最初は思いました。

しかし、トライアル合格後提示されたレートが残念なものでした。

しょうがないなと思い、『そのレートでは無理なので今回のお話はなかったことに』という方向に話を進めたところ、『いや、もうちょっと出せないこともないです』とのオファー。

『ただ、発注できる案件は限られてきます』との条件付きでした。

つまり、ソースクライアントごとに設定単価が違うので、外注翻訳者に出せる単価もソースクライアントごとに違うというわけです。

最初に提示されたレートであれば、ソースクライアントを問わずどんどん発注できるが、それよりも高レートになると、特定のソースクライアントの案件しか発注できないということです。

それってむしろレート上げてもらってラッキーじゃないですか(*゚▽゚*)

翻訳価格をとことん下げようと思ってるソースクライアントの案件は来ないわけですから。

最初に提示されたレートをすんなり受け入れなくてよかった(^_^)

ちなみに、他のフリーランスの方は最初に提示されたレートで仕事受けてるのか聞いてみたら、受けてますとの回答が。

直取引の場合は特に、主張したもの勝ちってことですかねぇ。

というわけで、とりあえず納得のレートで契約が成立し、今も件数は少ないですがコンスタントに仕事をいただいてます。

めでたし、めでたし

h_a_z_u_k_i at 18:03|PermalinkComments(0)